自分たちにとって住とは何か

生活の仕方になんのポリシーもないままに、見栄えや周囲の影響に左右されたマイホーム造りは、将来、自らを苦しめることになったり、社会生活に適合できないような偏見にとらわれて、社会秩序を乱すことにもなりかねない。昔の住まいと、そこでの生活を見つめ直し、自分達にとって住とはなんなのか、自分達はそこでどう暮らし、どんな関係を築いていきたいのかを検討することなしに、巨額な借金と、一生をかけての支払いをすることに、なんの意味があると言えるだろうか。読者が家を買って悔やまないことを願う。今でこそ有線放送は気軽に個人の家まで引くことができるが、昭和三○年代は農協が中心になって農家に有線放送を設置するようにしていた。当時の有線放送の目的は、農家への情報の提供と生活改善であり、日本経済発展の原動力となった農村からの労働力の移動が急激に始まり、食糧増産のための改善が必要となったためであった。当時の農村の平均寿命は短命で、朝五時前から働き、夕食後「夜割り」と称して深夜二時頃まで働いた農村の人達は、正に地を這(は) うように腰が曲がってしまっていた。私はこれを憂えて、バレーボールの推進を有線放送の投書コーナーで訴えた。今でこそ婦人バレーボールは盛んになっているが、当時は白い目で見られた。今でも忘れることができない。しかし母親は新聞も満足に読めないほどの無学であったが、私の話を真剣に聞いてくれた。リフォームなど大きな出費をしなくても、有効な地震対策も有ります。←こちらのサイトから安心できる物件を探してください。

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