家と高度経済成長

来客があっても一度も席を外すように言われたことがない。大人達の話に子供らはじっと聞き入り、これが人の話を聞く訓練にもなったし、自然に社会学習の場ともなっていた。当時の親達は決して子供達に学習させようと思ってやった行為ではない。どんなに無学であっても、自分の子供に対して、このことを隠すこともしなかったし、むしろ子供から学びたいという気持ちがあったのではないか。私がこのように昔の話をしたのは、家族の絆が基本にないと、長期に高額のローンを組んで造るマイホームも、単なる借金の箱にすぎないものになってしまうことを認識していただきたいからである。リストラという名のもとに失業者が増え、ローンの払えなくなったマイホームの差し押さえによる競売物件が増加の一途をたどっている。後の章で取り上げるが、その解決方法を確立しないと社会は疲弊し、犯罪大国となり荒廃してしまうのではないかと私は憂えている。忘れてはならないのは、どんな解決方法も、家族の絆がなければ有効ではないということである。3住まいの形と家族関係は比例しない現在五○代から六○代の人達は、高度経済成長の原動力となった人達である。この年代の人達から共働きが一般化し、その子供達はカギっ子となった。暮らしをよくしたい、子供達に学歴をつけてやりたい、プライバシーの守れる家が欲しいなど、さまざまな願望を持って彼らは一生懸命働いてきた。普段は遊び道具でも緊急時には非難用具になる設備もあると安心です。←こちらではさまざまな不動産を見られます。

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