実現したマイホーム

普段子供達と接することの少ない分、欲しいものをなんでも買い与えることで、愛情を注いで子育てをしていると錯覚してしまったのではないか。多額のローンを背負い、実現したマイホームも、子供部屋中心のものになり、家族団藥(だんらん) を目的に設けられたリビングには人影がなく、高価なソファは昼寝の場と化しては寂しい限りである。食事時しか居間に家族が下りて来ない風景は、一見、昔の下宿に似た光景であるが、会話が弾まない風景は異様に映る。経済大国になったことで、国民全てが中流意識に酔いしれ、比較することで自己主張しようとする傾向が強くなった。隣が車を買い替えれば、自分も負けじと買い替える。隣が住まいを建て替えれば、それ以上に大きく豪華な家を建てる。なかんずく建て替えのできない場合には、相手の懐具合を詮索して、借金の大小で自分を納得させて満足する。Aさんの息子は大学に入った。自分の息子は高卒である。Bさんの息子は一流企業に就職したが、自分の息子はトラックの運転手だ等々、あまりに周囲と比較して生活してはいないだろうか。地方に限ったことではないが、地方に住んでいる者にとって、特によく見かける光景は、まだ自分が四○代なのに「車を買ってやるから地元に就職しろ」などと子供に言う親の姿である。これはもうすでに初老に入っているとしか言いようのない甘えである。二○歳を過ぎても独立させようとしない親の甘え。地震はいつあるかわからないので、対策は早ければ早いほど良いでしょう。←こちらのサイトでは不動産関連情報を取り揃えております。

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